黒磯-白楊1回戦 6回、適時三塁打を放つ黒磯の手塚=県営

栃商-那須清峰1回戦 2失点完投した栃商の成瀬=清原

黒磯-白楊1回戦 6回、適時三塁打を放つ黒磯の手塚=県営 栃商-那須清峰1回戦 2失点完投した栃商の成瀬=清原

 第74回秋季県高校野球大会(下野新聞社など後援)第2、3日は12、13日、県営球場ほかで残りの1回戦12試合を行い、白鴎大足利、茂木、黒磯、栃木商、宇都宮工などが2回戦に駒を進めた。

 白鴎大足利は吉澤諒(よしざわりょう)らの上位打線がつながり、6-1で真岡工を下した。茂木は檜山匠海(ひやまたくみ)が大会記録に並ぶ16奪三振で完投。5-2で足利南を下した。黒磯は六回、打者13人の猛攻で9得点し、13-0で宇都宮白楊に六回コールド勝ち。5年ぶりに初戦を突破した。栃木商は成瀬諒(なるせりょう)が2失点完投、チームは無失策で6-2と那須清峰に勝利。宇都宮工は栃木農に11-1で六回コールド勝ちを収めた。

 大会第3日は17日、県営、清原、とちぎ木の花の3球場で2回戦8試合を行い、シードの佐野日大、高根沢、小山西、上三川が初戦を迎える。

■攻撃さえ六回9得点

  宇都宮白楊との1回戦を快勝した黒磯。「練習不足を感じたところも多かった。もっと序盤の好機をものにしないと」。圧巻の強さだったが、高久昌弘(たかくまさひろ)監督は満足していなかった。

 それでも試合を決めた六回の攻撃は圧巻だった。4番手塚晃秀(てづかこうしゅう)、室井駿汰(むろいしゅんた)の適時三塁打を含む7安打で9得点。手塚は「チーム全体で気を引き締めて打てた」と充実感をのぞかせた。

 投げては先発の主戦関口慶慈(せきぐちけいじ)が5回を無失点と好投。急速差約40キロの直球、カーブを巧みに駆使した。「次戦以降も粘り強い投球で勝ち進みたい」と力を込めた。