障害の有無など多様性を認め合う「共生」を目指し開催された第16回夏季パラリンピック東京大会が5日、幕を閉じた。

 4度目の緊急事態宣言下で開幕し、不安や戸惑いの中で選手たちは力を発揮。大舞台で羽ばたく姿は共生社会への道しるべとなった。車いすや義肢、アシスタントが一体となり、選手は試合後に国を超えて互いをたたえ合った。家族や仲間とともに困難を乗り越え、一人一人が主役だった。その姿は声援を送った人々に勇気を与え、障害者の心の支えにもなった。

 パラリンピックが教えてくれた尊重や支え合い、限りない可能性-。それらを体現した選手らの姿を写真で振り返る。

 Introduction 

東京パラリンピックの「栃木県採火・出立式」で、トーチに聖火を点すロンドン大会車いすバスケットボール元日本代表の増渕倫巳さん=8月16日、宇都宮市のわかくさアリーナ
佐野天明鋳物の聖火皿に添加された聖火=8月16日、宇都宮市のわかくさアリーナ
盛大な花火が打ち上げられたパラリンピックの開会式=8月24日午後8時、国立競技場

 Support 

陸上男子1500メートル視覚障害のクラスで力走する選手ら。ガイドランナーとともに頂点を目指した=8月31日午前9時40分、国立競技場
選手たちが多様な手法でプレーに挑むボッチャ。そばではアシスタントが支える=8月29日午後7時、有明体操競技場
雨にぬれたコートを拭うスタッフたち。スムーズな試合運営のため、奔走した=9月1日午後2時5分、有明テニスの森公園
陸上投てきなどのフィールド競技では、自立走行するロボットも活躍=8月31日午前9時50分、国立競技場