除去した軟骨を見せる入江。来季に万全の姿を見せるべく、リハビリに精を出している

 8月中旬ごろに右肘のクリーニング手術を受けました。砕けた軟骨が関節の間に挟まってできた骨を取り除くなどしました。来季、1年間投げ切る体をつくるための決断でした。

 肘に違和感が出てから数カ月のリハビリを経て実戦復帰もしましたが、なかなか良い手応えがなかった。うすうす手術の必要性を感じる中でトレーナーの方などと何度も話し合って、最後は自分で決めました。手術自体は約40分間で終わり、今は肘も上に挙げられます。

 リハビリは最初の1週間が患部の治療。今は激しいトレーニングはできませんが、肩のインナーマッスルや下半身、体幹強化も行っています。一緒にリハビリをしている若手選手もいるので、明るく有意義な時間を過ごせています。

 今後は2カ月後のキャッチボール再開などを目指します。無理せず、キャンプまでにちゃんと投球ができる状態にしたい。三浦大輔(みうらだいすけ)監督からも「ゆっくり、しっかり治すことを優先してほしい」と言われています。

 焦ることはないです。やるべきことを積み重ねれば大丈夫だと思っています。けがしたことで、トレーナーさんたちの仕事量が1人分増えたことになる。迷惑を掛けているからこそ、この時間を無駄にできないと感じます。「自分だけの問題ではない」という思いは、プロになり、多くの人の話しを聞いて生まれた考えです。

 大事な時期にファンの皆さんに投げている姿を見せられないのは、本当に申し訳なく残念な思いでいっぱいです。それでも未来を考えた時に必要な選択をしました。いつになるか分かりませんが、復帰した時はぜひ、温かいご声援をお願いします。