0勝4杯で2軍に降格した入江。現在は復活を目指しトレーニングに励む=4月14日のヤクルト戦

 2軍行きが決まったのは4月下旬、4度目の先発登板の直後でした。

 三浦大輔(みうらだいすけ)監督ら首脳陣の方から伝えられました。その頃はチームも僕自身も勝てず、正直に言えば焦りがあった。もちろん悔しさはありましたが、落ち着いて考え、やるべきことをもう一度整理し、レベルアップする期間にしようと受け止めました。

 1軍での課題は、相手打線に2巡目で打たれたこと。体が元気な序盤はアバウトな制球でも力で押し切れていました。しかし、2巡目からは球威が落ちる、にも関わらずデータで見ると右打者の外角、左打者から見た内角のコーナーに投げ切れていませんでした。

 それらの課題解消のために、どういう意識を持つか。投手プレートを踏む位置を見直すなどし、投球が狙いどころを少し外れても“大けが”しないライン(球筋)を実戦の中でつくることが2軍でのテーマです。

 ただ、今は右肘に張りが出てしまい、先日からリハビリ組で練習することになりました。走り込みやフィジカルトレーニングをこなしつつ、肘の状況を見ながらキャッチボールも織り交ぜています。まずは肘を治すことに専念します。

 この期間を利用し、体の使い方も一から見直しています。体の開きを抑え、球持ちを長くするため骨盤の正しい動かし方を意識して練習しています。初めての取り組みで本当に細かい部分ですが、そういうことも成長するためにやらないといけません。

 今は投げられませんが、復活した時に進化した姿を見せ、圧巻の投球をしたいと思っています。プロ初勝利を挙げるための準備期間と捉え、頑張りたいです。