2017年の県内自殺者は前年比11人増の393人に上り、8年ぶりに増加へ転じたことが28日までに、県のまとめで分かった。前年に続き400人を下回ったものの、年代別にみると、19歳以下が前年の倍以上となるなど60、70代を除く全ての年代で前年を上回った。県は4月から「いのち支える栃木県自殺対策計画」(18~22年度)を基に対策を推進。会員制交流サイト(SNS)を使った相談体制の確立や自殺未遂者ケアの強化などを目指している。

 県障害福祉課によると、県内自殺者数は09年の630人をピークに減少。16年は382人で、20年ぶりに400人を下回った。同課は2年連続で400人を下回ったことについて「経済情勢の回復により雇用が改善したほか、相談窓口の周知が進んだのではないか」と推測。一方で17年が前年を上回ったことについては「要因は不明」とした。