新規就農者支援事業の第1号に決まった西橋さん夫妻と農業士の飯島さん(右)

 【真岡】市の新規就農支援事業を活用する本年度第1号の就農者が、1日までに、さくら1丁目の西橋昌洋(にしはしまさひろ)さん(39)、美季(みき)さん(39)夫妻に決まった。昌洋さんは、「やりたかったことが仕事になり、毎日が楽しい」と充実感を漂わせる。

 同事業は市内在住で、認定新規就農者が対象。西橋さんは、ビニールハウスなどの設備費と住宅の家賃の補助を受けている。家賃補助は本年度から、家賃の半額(上限2万円)、最長で3年間に拡充された。

 神戸市出身でIT関係の会社で働いていた昌洋さんは農業を志し、昨年3月に一家4人で市内に移住した。「市やJAはが野の充実したサポート体制が決め手となった」と話す。

 限られた面積で収益を上げられるイチゴ農家を目指し、3月までの1年間はJAはが野の「新規就農塾生」として、市内のベテラン農家からノウハウを学んだ。現在は市からの委託を受けた農業士の飯山一男(いいやまかずお)さん(63)に指導を仰ぎ、物井で土地を借り、育苗を行う。現在3棟あるビニールハウスで、11月下旬~12月ころの初出荷を目指している。

 美季さんは「当初は不安が大きかった」というが、現在は夫を支える考えだ。昌洋さんは「将来は(新規就農者をサポートし)イチゴ農家を増やす手助けができれば」と話した。