今季はチーム伝統の社会貢献活動に加わる今井

 2020年、今井達也(いまいたつや)は新たな決意を持ってマウンドに上る。

 4年目の今季、初めて行うのが社会貢献活動。本拠地を構える埼玉県所沢市在住の知的障害児や体に障害のある子どもたち、その家族が集まり、教育、福祉、生活、医療、労働への理解を広めることを目的にした「所沢市 手をつなぐ親の会」に年間予約席を寄付し、メットライフドームに招待する。

 同会への寄付は1990年代前半に抑えのエースとして活躍した潮崎哲也(しおざきてつや)投手(現球団本部ディレクター)から始まり、チームの歴代選手の間で継承されてきた。現在、活動を行っている栗山巧(くりやまたくみ)外野手、森友哉(もりともや)捕手に加わる形となる今井は、「この活動を通じて自分自身も成長していきたい」と背筋を伸ばす。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、プロ野球の開幕は目標とした今月24日からさらに延期されることが決定したが、「年間予約席で見にきてくれる方々に楽しい時間を過ごしてもらいたい」。

 開幕の見通しが依然として立たない中でも、先発陣の軸としてさらなる活躍が期待される今井は、自らの快投で招待日を最高の一日にすることを誓っている。