発熱により巨人戦を先発回避した今井。プロとしての自己管理の重要性を痛感した=2019年6月4日の広島戦より、メットライフドーム

 18日の対中日戦。六回裏2死二、三塁のピンチで好打者の京田陽太(きょうだようた)に相対した今井達也(いまいたつや)は、変化球を散らしながらもファウルで逃げられ続けた。渾身(こんしん)の直球を2球投じた後の12球目。チェンジアップを真ん中低めに落として空を切らせ、三振に打ち取った。

 「先頭の大島(おおしま)(洋平(ようへい))さん、京田さんに粘られたが打ち取れたのがよかった」と振り返った復帰登板は、6回2失点6奪三振。クオリティースタートを達成して先発の役割を果たし、5月5日以来、五つ目の白星を手にした。

 みそぎの登板だった。当初は11日の対巨人戦で先発が予定されていたが、発熱により回避。急きょ中継ぎの佐野泰雄(さのやすお)、マーティンが2人で7回を投げ、結果は4投手完封リレーで勝利。だがフル稼働した2人は12、13日には登板できずチームも連敗。「チームに申し訳ない気持ちでした」と自己管理の甘さを反省した。

 今井にとって絶対に落とせなかった中日戦は16-2で圧勝。「野手の皆さんに点をたくさん取っていただいた」と感謝する一方、「先制点を取ってもらった後、全力で抑えなくてはいけないのに点を取られてしまった」と反省。「これからもっと長いイニングを投げることができるように頑張る」と名誉挽回に向け、一層気を引き締めた。