アーチ状の鉄骨とうねるような屋根の曲線が美しいカンセキスタジアムとちぎ=30日午前9時、宇都宮市西川田2丁目

 栃木県が宇都宮市西川田地区で整備を進めている県総合スポーツゾーンの中核施設「カンセキスタジアムとちぎ」(県総合運動公園陸上競技場)が30日、トラックとフィールドの工事を終え、完成した。

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 新スタジアムは宇都宮競馬場跡地を活用し、2017年3月に着工。鉄筋コンクリート造り4階建てで、県内最多の2万5244席を誇る陸上競技場兼サッカー場だ。22年に開催される「いちご一会とちぎ国体」のメイン会場となる。概算事業費は約200億円。

 この日は工事が設計通りかどうかを県職員らが検査していた。特徴的な白の膜屋根の中はトラックの青、ピッチの緑、観客席の黄色と色鮮やか。バックスタンド側上部には、赤の座席で表現した本県の象徴、イチゴがお目見えした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、5月に予定していた完成記念式典やこけら落としは延期に。県の担当者は「本県スポーツの拠点として胸を張れる施設が完成した。事態の収束後は、多くの県民に利用してほしい」と歓声が響く日を心待ちにしていた。