寄付の目録を受け取った福田知事(右)と感謝状を手にする松下頭取=11日午前、県庁

 足利銀行(松下正直(まつしたまさなお)頭取)は11日、県の「とちぎ未来人材応援基金」に1千万円を寄付した。足銀の同基金への寄付は5年連続で、計6千万円となった。

 同基金は県と地元産業界が協力し、県内に本社または本社機能がある製造業に就職した大学生らの奨学金返済を支援する。本県へのUIJターンの促進や人材確保の狙いもある。積み立て目標の2億6千万円に対し、大口の寄付の受け付けが終了する本年度末の合計は2億4千万円という。

 松下頭取らは県庁を訪れ、福田富一(ふくだとみかず)知事に寄付の目録を手渡した一方、感謝状を受け取った。福田知事は「県内の産業振興に役立つよう有意義な人材を数多く確保したい。引き続きお力添えをお願いしたい」と感謝の言葉を述べた。

 松下頭取は取材に「奨学金などで負債を抱えて社会に出てくる学生も多い。少しでも役に立てる仕組みがほかにも広がってくればいいと思う」と話した。