地酒などで乾杯する参加者たち=16日午後、東京都千代田区

 東京圏で暮らす本県出身の若者のUターン促進につなげようと、県は16日、東京都千代田区で、35歳以下対象の交流イベント「JIMOTO TOCHIGI FES!(ジモトトチギフェス)」を開いた。

 栃木の今を伝え、相互交流を深めてもらうため2017年度に始めた事業で、今回が3回目。会員制交流サイト(SNS)での周知に注力し、昨年を上回る66人が参加した。

 冒頭では、都内から小山市にUターンしてカフェを出店した藤沼英介(ふじぬまえいすけ)さん(31)と、都内で会社を経営し本県の振興に取り組む栃木市出身の元女優義達祐未(よしたつゆみ)さん(34)が対談。ざっくばらんに仕事や暮らし方を語り合い、藤沼さんは「都内にいる時の100倍の充実度。自分たちで動けば街は変わるので一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。

 その後は本県出身で同世代のUターン実践者らをコーディネーターに、3班に分かれてワークショップを実施。「まち」「仕事」「暮らし」をテーマに意見を出し合った。立食パーティーでは県産食材を生かした料理を囲み、古里や将来の話題などに花を咲かせた。

 宇都宮市出身の会社員宇賀神直人(うがじんなおと)さん(24)は「初対面でも共通の友人がいたりして話が弾んだ。参加して良かった」と話した。