那珂川町未来創造会議で発表する中学生

 【那珂川】町未来創造会議が19日、町役場で初めて開かれ、馬頭高と馬頭中、小川中の生徒17人が、若者が住みたくなる「未来のまちづくり」に向けた施策を提案した。

 会議は町と町教委が主催し、生徒のほか福島泰夫(ふくしまやすお)町長や吉成伸也(よしなりしんや)町教育長、町内の企業関係者らが出席。冒頭、福島町長は「具体的な企画や提案を楽しみにしている」とあいさつした。

 馬頭高のグループは、若者の町に対する認知度が低い現状を指摘し、現役高校生が会員制交流サイト(SNS)を使って町をPRすることを提案。インスタグラムを活用し町の美しい景色を投稿する「映えコンテスト」の開催も訴えた。

 同校の別のグループは、町を代表する那珂川を活用し、水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた「アクアポニックス」の実施を主張。「馬頭高水産科の就職先になり、漁師や農家の知識を生かせる」と強調した。

 馬頭中、小川中の生徒はそれぞれ、宿泊施設「飯塚邸」を中心とした南町商店街の食べ歩きや新商品の開発、町産木材で作ったカヌーでの川下りツアーの開催などを提案した。

 提案内容について、町は今後策定する「第2次まち・ひと・しごと創生総合戦略」への反映を検討する。吉成教育長は講評で「町の将来を真剣に考えてくれたことに感謝したい」と述べた。