芹江さんのスペシャルマッチなどで盛り上がったリング・イン・フェス

芹江さんのスペシャルマッチなどで盛り上がったリング・イン・フェス

芹江さんのスペシャルマッチなどで盛り上がったリング・イン・フェス 芹江さんのスペシャルマッチなどで盛り上がったリング・イン・フェス

 【大田原】プロボクシングの元日本スーパーバンタム級王者で、昨年度から市地域おこし協力隊員として活動している芹江昌普(せりえまさあき)さん(36)がこのほど、旧佐久山中で体験ボクシングや地元グルメなどを楽しめる「リング・イン・フェス」を開いた。約500人が来場したほか、昨年現役を引退した芹江さんも約1年ぶりにリングに上がり、会場は熱気に包まれた。

 ボクシングを通して市民にスポーツの楽しさを伝えようと企画した初の大型イベント。参加者はボクシングエクササイズで体を慣らした後、体育館の特設リングでミット打ちやスパーリングを体験した。大人も子どもも笑顔で汗を流した。

 メインイベントのスペシャルマッチでは、芹江さんと現役プロキックボクサーの田中将士(たなかまさし)さんが対戦。スピード感にあふれた迫力ある試合を、参加者は手に汗を握って見守り、対戦後は大きな拍手を送った。

 大田原小2年、中野紗葵(なかのさき)さん(7)は「2人とも最後まで諦めずに戦っていて、すごかった。あんな風にかっこいいパンチをしてみたい」と目を輝かせた。芹江さんは「来場者の皆さんが楽しんでくれて良かった。ただ殴り合うだけではない、ボクシングの奥深さを伝えられたと思う」と充実感をにじませていた。