栃木県の魅力度ランキング推移

 民間調査会社のブランド総合研究所(東京都港区)は17日、地域ブランド調査2019を発表した。本県の都道府県魅力度ランキングは43位で、前年の44位から一つ順位を上げたものの、依然として下位に低迷している。市区町村のランキングでは、日光市が一つ順位を上げて過去最高の10位タイとなった。本県市町のトップ10入りは初めて。

 調査は6~7月に20~70代を対象にインターネットで実施した。認知度や魅力度など84項目の設問に全国約3万人が回答した。

 都道府県の魅力度は北海道が11年連続で1位に輝いた一方、茨城県が7年連続で最下位に。群馬県も45位と北関東3県は4年連続でそろって40位台に沈んだ。

 県政の基本指針で20年の25位以内入りを目指す本県は、JRグループの大型観光企画を展開したほか、知名度が低い関西圏でプロモーションを強化。魅力度の点数は過去最高だったが、順位は伸びなかった。

 同研究所の担当者は「日光や宇都宮餃子(ぎょーざ)は魅力度や認知度が高い。日光を訪れた観光客を他の市町にも回遊させるなど県内の連携を高めることが重要」と分析。福田富一(ふくだとみかず)知事は「調査結果を分析し、観光誘客や県産品販売、移住促進など本県の活性化につなげたい」とコメントした。

 市区町村ランキングは北海道函館市が1位。県内は宇都宮市が112位、那須塩原市132位、那須町151位だった。大嶋一生(おおしまかずお)日光市長は「過去最高順位を記録したことは大変喜ばしく、勇気づけられる出来事」とコメントした。