クリエイターズ・デパートメント募集のチラシ

 【高根沢】町がJR宝積寺駅前に整備したお試し創業施設「クリエイターズ・デパートメント」の1期生4人が今秋、卒業する。入居者からは「客層が広がった」「地域の人たちと触れ合えた」などと好評で、それぞれ町内での出店に向け準備中。町の担当者は「ある程度の成果が出た。今後も継続する」と話し、町は後継の入居者の募集を始めた。

 施設は2017年に設置され、移住・定住・創業支援センターと店舗用の5棟のログハウスで構成。ログハウス1棟の面積は、ベランダを含め約12平方メートル。月1万円で、最大2年間貸し出している。現在、楽器修理販売店や雑貨販売、スコーン専門店など5店が入居している。

 出店前は自宅を拠点に営業していたという楽器修理販売の渡辺有樹(わたなべゆうき)さん(35)は「店を構えることでテレビなどで取り上げられ、高齢者など今までは接点のなかった客が増えた」と手応えを感じた様子。雑貨販売の町田仁美(まちだひとみ)さん(40)は「店を出すという夢がかなった。駅前広場でのイベントに参加し、出会いが広がった」と話し、「若い人にどんどんチャレンジしてほしい」とエールを送る。

 今秋には、4棟の入居者が2年間の満期を迎える。町は新しい入居者を募集する。対象は町内で創業を考えている人で、駅前のにぎわい創出事業に参画することや週4日以上営業することなどが条件。入居は11月から。

 12日には午後1時から午後2時半まで、説明見学会を開催する。内容は施設概要説明と店舗見学、入居者とのお茶会(質疑応答)など。参加費無料。要予約で、申し込みは5日締め切り。(問)町産業政策課028・675・8104。