市民団体の集会で支持を訴える加藤氏=29日午後、下野市内、母校の同窓生に支持を訴える高橋氏=29日午後、宇都宮市内(写真右から)

 国会が閉幕し事実上の選挙戦に突入してから初の週末となった29日、参院選栃木選挙区(改選数1)の立候補予定者たちは県内各地を飛び回った。「地方を守り抜く」「今の政治の流れを断ち切る」。それぞれが主張を声高にアピールし、支持を訴えた。

市民団体の集会で支持を訴える加藤氏=29日午後、下野市内、母校の同窓生に支持を訴える高橋氏=29日午後、宇都宮市内(写真右から)

 2期目の当選を目指す自民党現職高橋克法(たかはしかつのり)氏(61)=公明推薦=は同日朝から、地元高根沢町で消防団の消防点検に参加。午前中に自民党足利支部の定期総会に出席し、その後は栃木市や壬生町などで開かれた集会を回った。

 午後5時からは宇都宮市内のホテルで、母校宇都宮東高同窓会の後援会による総決起大会に出席した。約80人の同窓生を前に「地方を守るために全力で行動する」と訴え、特に農林業や中小企業への支援、インフラ整備に力を入れていく姿勢を強調した。

 今回の選挙に向けては「厳しい戦いが予想される」「火の玉となって戦う。体を張って地方を守らせてほしい」と声を振り絞った。

 野党統一候補の立憲民主党新人加藤千穂(かとうちほ)氏(43)は、各地のイベントや集会などに出席した。

 午後2時ごろからは、同市駒生1丁目の県教育会館で開かれた共産党主催の演説会に参加。「安倍政権の中枢にある方々のマインドは、私たちの暮らしや命、庶民の痛みからあまりにもかけ離れている」と指摘。「私たち一人一人がつながり、子どもたちに顔向けできないような政治の流れをここで断ち切ろう」と訴えた。

 その後、下野市内で開かれた市民団体の集会へ移動。「野党がまとまるだけでは勝てない。私たちの未来を取り戻すための声掛けをしてほしい」と呼び掛けた。この日は小山市での会合などにも足を運び支援を求めた。