辞令を受け取った浅倉さん(中央)

 【大田原】市地域おこし協力隊の辞令交付式が3日、市役所で行われ、埼玉県戸田市から移住した、元会社員浅倉梢(あさくらこずえ)さん(34)が新隊員に就任した。竹工芸の知識や技術を学び、情報発信していくという。市内の協力隊員は計7人となった。

 もともと創作活動に興味があり、美術系の高校に通っていた浅倉さん。仕事の合間に通っていたカルチャー教室で竹工芸を体験し、魅力を感じたという。その後、同教室の講師の勧めや祖母が住んでいる縁で、市の協力隊に応募したという。

 市内では2人の人間国宝が活動するなど、竹工芸が地域文化の一つになっている。浅倉さんは「一からのスタートになるが、魅力を多角的に学んで市内外に発信していきたい。地域にも早くなじみたい」と笑顔で意気込みを語った。

 辞令を手渡した永山林(ながやまはやし)副市長は、「肩肘を張らず、できることから頑張ってほしい。まずは市の特色を広く理解して、感じたことを創作にも生かしてもらえれば」と激励した。