改修が進む「矢板ふるさと支援センターTAKIBI」の新拠点

 【矢板】斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)市長は20日の定例記者会見で、JR矢板駅西口近くの扇町1丁目に「矢板ふるさと支援センターTAKIBI」の活動拠点を開設すると発表した。スタッフの地域おこし協力隊員ら6人の拠点として中心市街地の活性化や地域住民との交流の場を目指す。開設予定は6月17日。

 同センターは人口減などに伴う地域課題の掘り起こし、解決を目的に2018年5月、設立された。スタッフの同隊員4人のほか、隊員のサポートや移住促進などを行う支援員2人が常駐。同センターは事務局が市役所内にあったが、スタッフが現体制に拡充されたこともあり、同駅西口近くに拠点を設ける。

 施設は2階建ての旅館だった1階空き家部分を市が有償で借りて改修し、8割ほどが完成。広さ約108平方メートルの1フロアで、イベントやワークショップなども開けるようにし、地域の人同士がつながる後押しなどをする。

 費用削減のため改修は同隊員らが中心に行い、床貼りや壁塗りは地元高校生らも協力。長さ4メートルのテーブルや窓枠も手作りした。

 開設予定の6月17日は、地域住民や関係者に施設をお披露目するほか、ことし着任した3人の同隊員が子育てや農業といった活動方針の発表会を開く。

 斎藤市長は20日の会見で「駅前の活性化や、市内各地でのにぎわいづくりが広がってほしい」と期待を込めた。同隊員でセンター長を務める高橋潔(たかはしきよし)さん(40)=東町=は「隊員が活動するきっかけづくりや人が集まる場所にしたい」と意気込んでいる。