オープン初日に焼き菓子を販売した地域おこし協力隊の小澤さん

 【鹿沼】鹿沼版地域おこし協力隊員として都内から市内に移住した小澤亜由美(おざわあゆみ)さん(40)が手掛ける洋菓子店「おやつ sirimiri」が27日、上材木町のネコヤド地区にオープンした。今後、市内外のイベントにも出店、鹿沼産食材を使ったお菓子で「鹿沼市」をアピールすることになっている。

 初日は焼き菓子ガトー・バスクなど6種類を店頭に並べた。メインのカスタードをはじめ、地元産のイチゴ、ユズを使った焼き菓子を用意、初日予定の100個は早々と売れ切れた。

 店名はスペイン語で霧雨を意味するという。小澤さんはフランスとスペインにまたがるバスク地方がお気に入りで、この地方の焼き菓子をヒントに商品化している。

 市は小澤さんが非政府組織(NGO)ピースボートの勤務経験や語学も堪能なことからインバウンドへの寄与、まちづくりにも参画してもらおうと3番目の同協力隊員として委嘱した。

 店内は5・5平方メートルと小さいが、周囲に杉材を使ったウッドデッキを設けた。小澤さんは「小さい店ですが、週末に地域の人が集まって会話ができる店にしたい。季節の鹿沼産食材を使ったお菓子、おやつを順次開発したい」と笑顔を見せた。

 早速買い求めた佐藤信(さとうしん)市長は「先輩の協力隊員も頑張っているので、ぜひ成功してほしい。市のPRやプロモーションにも期待している」と話した。

 店の営業時間は土日の午前11時~午後6時。5月3日の春の彫刻屋台まつりには初出店する。