「imaizumi BASE」のフリースペース=宇都宮市

 住宅・ビル施工の武蔵工務店(宇都宮市泉が丘1丁目、明本真吾(あけもとしんご)社長)は、起業家などに適する個室型シェアオフィスや、場所にこだわらず自由な働き方を求める人向けのコワーキングスペースの運営事業を強化している。会員の起業家には支援サービスの提供も始め、施設利用の利便性向上を図る。

 同社は2017年に宇都宮市今泉町の店舗だった建物をシェアオフィス「imaizumi BASE」にリノベーションした。

 2階建てで、1階はコワーキングのフリースペース。無料無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」やコピー機、ファクス、コーヒーショップを備え、1カ月1千円で利用できる。2階に約8~約17平方メートルのオフィス11室、1階に会議室2部屋も完備した。

 昨年2月には、空き店舗をリノベーションしたワーキングスペース創出事業をテーマにして県経営革新計画が承認された。事業を拡大しており、同市泉が丘2丁目にシェアオフィス(7室)を、同市中心部などにフリースペース2カ所を構える。今年3月には東京・飯田橋にシェアオフィス(11室)を開設した。

 また就労支援などを手掛ける一般社団法人キャリアサポートセンター(宇都宮市)と業務提携し、新サービスを提供している。会員のベンチャーが起業で直面する課題に対し、法務、税務、各種申請関係などについて専門家からアドバイスや支援を受けられる。

 千野根昌巳(ちのねまさみ)専務は「今後もこのような拠点を増やして地域を活性化させ、雇用の創出、空き家問題の解決、働き方改革の一翼を担っていきたい」と話している。