市民で盛り上がれるオリジナルソングを制作したテルさん

 【佐野】歌を通じて市を盛り上げようと、お笑いタレントで市地域おこし協力隊のテルさん(49)がこのほど、オリジナルソング「佐野にいるよ」を制作した。佐野に移住後、テルさんが実際に体験した「佐野あるある」を歌詞に盛り込み、ポップな曲調に仕上げた。覚えやすい歌詞と曲調が市民からも好評で、今後は動画サイトへの投稿などを通じたPRも検討していくという。

 テルさんはロバート・デ・ニーロや菅直人(かんなおと)元首相などの物まねで知られる人気お笑いタレント。佐野ブランド大使のダイアモンド●ユカイさんらと同じ所属事務所だった縁もあって、昨年12月に市地域おこし協力隊に就任し、移住定住の促進などを担っている。

 お笑いの歌ネタのために数年前にギターを始めたというテルさんは今回、六つのギターコードを「違和感がないように」組み合わせて作曲。歌詞には「家賃は東京の半分」「イオンモールに行ったつもりがイオンタウンだった」など、佐野の地元ネタを盛り込んだ。

 曲が完成した1月以降、地元のイベントなどで計10回ほど披露した。曲の後半ではサビの「どこにいるの」「今は」「佐野にいるよ」といった部分で市民も一緒に口ずさむなど、反応は上々という。テルさんは「恥ずかしがらずに歌ってくれるのは佐野の土地柄。素晴らしい」と満足げだ。

 今は「やり方が分からない」ため停滞中だが、今後は楽曲を動画サイトで披露することも検討するという。テルさんは「市全体がこの歌を口ずさんで騒いでいれば、ほかの地域からも人が寄ってくるはず」と意気込んでいる。

●は六芒星