委嘱状を手にする小澤さん

 【鹿沼】鹿沼版地域おこし協力隊員の委嘱状交付式が28日、市役所で行われ、同隊員第3号となる小澤亜由美(おざわあゆみ)さん(40)に委嘱状が手渡された。小澤さんは4月末、上材木町に洋菓子店をオープンするための準備をしている。市は小澤さんが非政府組織(NGO)ピースボートの勤務経験などもあることからインバウンドへの寄与、まちづくりなどにも参画してもらう考えだ。

 佐藤信(さとうしん)市長が委嘱状を手渡し「地域の発展の一翼を担ってほしい。イチゴを生かした商品の開発もお願いしたい」と述べ、小澤さんは「鹿沼が気に入り移住、菓子店を始めます。皆さんの協力を得て頑張りたい」と話した。

 小澤さんは福岡市出身でピースボートに3年間在籍。洋上での船内新聞発行や英語、スペイン語プログラムのコーディネーターを務めた。その後、都内の飲食店勤務を経験。鹿沼市内に知り合いがいたことから同協力隊員に応募した。

 菓子店名は「おやつ sirimiri」でスペイン語で霧雨を意味するという。フランスとスペインにまたがるバスク地方の焼き菓子ガトー・バスクをメインに4、5種の菓子を考えており「イチゴをはじめ、鹿沼の季節の果物を使いたい」と話した。