伝統刺繍の作品を展示販売している馬上さん夫婦

 【小山】バングラデシュの女性たちを支援する一般社団法人フェアトレード・ロシュン(東京都)は18日まで、犬塚4丁目のギャラリーAiで「バングラデシュ女性支援展」を開いている。

 ギャラリーには、同国で千年以上にわたって継承されている伝統工芸「ノクシカタ刺繍(ししゅう)」を施した眼鏡ケースやコースター、ポーチなど約200点が並ぶ。作品は現地の女性たちが一針一針、丁寧に手縫いで仕上げたといい、販売収益は現地に送る。

 同法人代表理事の馬上慎司(まがみしんじ)さん(72)と、妻で理事の美恵子(みえこ)さん(70)は約40年前に国際協力機構(JICA)海外協力隊員として同国で活動した。貧困層の生活向上や自立支援の方法を模索する中で、女性たちが手がける刺繍の素晴らしさに出合い、公正な取引で経済的自立につなげるためフェアトレードを始めた。

 美恵子さんは「刺繍を仕上げる現地の人の思いや、販売収益が生活改善につながっていることを多くの人に伝えたい」と話した。

 午前11時~午後5時(最終日は4時)。木曜休廊。入場無料。