東京電力ホールディングス(HD)は25日、東京都内で定時株主総会を開いた。会社側が提案した官民ファンドの産業革新投資機構社長の横尾敬介氏を会長として迎えるための取締役選任議案を可決した。4月に6号機が営業運転を開始した柏崎刈羽原発について、事故に備えた賠償基金の設置などを求める計11件の株主提案は否決した。
東電の人事案は、横尾氏や小早川智明社長ら計13人の取締役選任を求めた。東電は経営再建に向け外部企業との資本提携を模索している。経営体制を刷新し、事業再編への知見がある横尾氏の手腕が注目される。
株主提案は、柏崎刈羽原発の基金の目標額として福島第1原発事故の賠償や除染費用などと同額の約23兆円を提示した。
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