東京電力福島第1原発事故で全町避難を経験した福島県浪江町は21日、JR浪江駅周辺を整備する事業の起工式を開いた。商業施設や公営住宅の建設を進め、町のにぎわい創出や帰還・移住の促進を図る。設計には建築家の隈研吾さんが携わり、2030年度中に整備完了する見通し。
整備するのはJR浪江駅周辺の約11・6ヘクタールの敷地で、総工費は約335億円。商業施設にはイオン東北(秋田市)が営業するスーパーの他、飲食店や小売店が入る予定。公営住宅76戸や民間住宅、交流施設も建設する。
駅から商業施設までは木材を使った大屋根「なみえルーフ」で覆い、町のシンボルにする計画。大屋根の目の前に住民らが集う芝生広場も整備する。
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