交流サイト(SNS)で話題となっている「江戸走り」の体験教室が15日、小山城南小で開かれた。小山市内在住の江戸走りの第一人者、大場克則(おおばかつのり)さん(61)を講師に招き、児童は独特な走り方を楽しそうに実践した。市の放課後子どもの居場所事業「放課後カラフルタイム」の一環として企画された。
江戸走りは、同じ側の手と足を同時に出して走る「ナンバ走り」を基に、大場さんが研究・提唱する走行法。前傾姿勢を維持しながら、つま先から接地して走るのが特徴という。
大場さんは会社員時代、仕事のストレス解消のためにマラソンを始めた。体に負担のかからない走り方を調べる中で江戸走りにたどり着き、国会図書館で文献を調査した。浮世絵などから当時の人々の立ち方や歩き方を研究し、試行錯誤を重ねながら再現している。
主要なSNSを使い江戸走りを発信しており、インスタグラムのフォロワーは約14万人、1千万回以上再生された動画もあるという。国際医療福祉大(大田原市)の学生の研究にも協力した。
この日は同事業に参加する1~6年生の児童約60人が参加。江戸時代の立ち方や歩き方を体験したほか、飛脚走りや1分間に300歩の足踏みに挑戦。顔は正面を向いたまま横向きで走る「横走り」も体験した。
5年の堀井翼(ほりいたすき)さん(11)は「少し難しかったけど、うまく走れた。下校時に江戸走りをしたい」と笑みを見せた。
大場さんは「子どもたちが楽しそうにしていてよかった。江戸走りを100年先まで広めたい」と話した。
ポストする




