那須町長選で現職の平山幸宏(ひらやまゆきひろ)氏(64)の当選を無効とした県選管の裁決。当落の判断を左右したのは、平山氏と新人の小山田典之(こやまだのりゆき)氏(65)の氏名が混在した「混記票」の扱いだった。最高裁判例は「特段の事情がない限り混記票は無効」としており、町選管も判例を踏襲した。一方、県選管は、790票に上った疑義票の分析の結果、名字よりも名前の誤記が多い傾向があったことから「特段の事情」に当たるとし、名字を重視して有効票として扱った。

 県選管の裁決で、有効・無効が覆ったのは計