宇都宮市は12日、市街地でクマ1頭を捕獲した9日以降、新たなクマの痕跡がないとして、危険鳥獣警戒本部を解散したと発表した。市などによるパトロールは終了し、平時の態勢に移行する。
市内では6日朝から9日午後にかけ市街地にクマが出没し、9日午後、東簗瀬1丁目の住宅地で捕獲された。その後、2頭目の可能性が低くなったとして、市は10日、危険レベルが最も高い3の危険鳥獣対策本部から、警戒本部に1段階引き下げていた。
市によると、10日午後3時以降、クマらしきものを見たなどとする目撃情報は2件寄せられたが、県警などと現場を確認したところ、痕跡はなかった。継続していたパトロールの結果も踏まえ、市は「2頭目はいない」と判断した。
市は今後、クマの追跡や捕獲時の対応などについて、県や国、県猟友会、学識者らの意見も踏まえ課題を洗い出していく方針。7月上旬に予定している、自治体判断で駆除する「緊急銃猟」の実地訓練に生かす。
市は「必要に応じて緊急銃猟実施マニュアルの修正や見直しなども検討する」としている。
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