栃木県小山市役所近くに店舗を構える古本屋「Bookshop tsukahara(ブックショップ ツカハラ)」(小山市城山町2丁目)が6月30日に閉店する。本好きの30代店主が“脱サラ”して開業。「小山に一石を投じる」のを目指したこだわりの品ぞろえや雰囲気で愛されたが、出版不況の中で経営は上向かず、店じまいを決めた。常連客から閉店を惜しむ声が上がっている。閉店の経緯や現在の思いを店主に聞いた。

「Bookshop tsukahara」の出入り口=小山市城山町2丁目
「Bookshop tsukahara」の出入り口=小山市城山町2丁目

 店主は茨城県古河市出身の塚原隆司(つかはらりゅうじ)さん(38)。高校卒業後に市内の会社に就職。「自分で何かをやってみたい」「好きな本を仕事に」との思いが募り、市内でカフェを営む知人の後押しもあって2022年2月、10年以上続けた会社を辞めてツカハラを開業した。

 6畳ほどの店内には、