県内で最も養蚕が盛んな小山市で、今年最初の繭生産が最盛期を迎えている。

繭の詰まった回転蔟と作業に当たる福田さん=10日午前11時10分、小山市間中
繭の詰まった回転蔟と作業に当たる福田さん=10日午前11時10分、小山市間中

 JAおやま養蚕部会長の小山市間中、福田芳男(ふくだよしお)さん(74)方では、約10万5千匹の蚕を飼育。自家栽培した桑の葉をえさに約8センチほどに育てた後、木枠に間仕切りした紙箱を並べ、上方に移動する蚕の習性を利用した「回転蔟(まぶし)」に移して糸を吐かせる。

 10日は6日に移した蚕が作った繭の詰まった回転蔟を福田さんが回し、扇風機で湿度などを調整しながら生育を見守った。

 福田さんは「順調に育っている。出荷まで丁寧に世話をしたい」と話した。16日に約180キロの繭を出荷する見込み。繭の生産は10月まで計5回行う。