宇都宮地方気象台は3日午後5時6分、「栃木県気象解説情報(台風6号)」の第6報を発表した。警報級の大雨や暴風、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうの可能性は低くなったが、きょう3日夜の始めごろにかけて土砂災害に、夜遅くにかけて強風に注意するよう呼びかけている。
県によると、人的被害は確認されていない。茂木町の民家1軒で床下浸水があった。
那須烏山市上境の県道那須烏山御前山線で倒木による通行止めが発生。佐野市でも倒木があったほか、真岡市と上三川町、野木町でも通行止めが各1カ所ある。
佐野市と日光市、栃木市、鹿沼市、さくら市、壬生町、茂木町で停電が発生したが、いずれも午後5時半までに復旧した。大田原市は市災害警戒本部を午後5時に解散した。
降り始めの2日午後10時から3日午後4時までの降水量(アメダスによる速報値)は、奥日光中禅寺湖畔で112.0ミリ、小山で108.0ミリ、真岡で105.5ミリ、宇都宮で105.0ミリ、日光市日光東町で103.5ミリ。
鹿沼市で3日午後1時8分、6月の観測史上最大となる最大瞬間風速18.2メートルを記録した。宇都宮では最大瞬間風速21.6メートルを記録した。
塩谷町にある西荒川ダムは台風6号による雨の影響で一定程度まで水位が上昇したとして、3日午前11時41分、毎秒約10立方メートルの放流を実施した。
気象台によると、台風6号は3日午後4時には銚子市の東南東約90キロにあり、1時間におよそ50キロの速さで東北東へ進んでいる。中心の気圧は985ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。台風は今後、栃木県から次第に遠ざかるという。
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