宇都宮地方気象台は2日午後4時52分、「栃木県気象解説情報(台風6号)」の第4報を発表した。台風6号は3日昼過ぎから夕方にかけて、栃木県に最も接近する見込み。県内では3日、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫への警戒し、土砂災害や強風への注意・警戒が必要としている。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうへの注意も呼びかけている。

 気象台によると、台風6号は、2日午後3時には種子島の西北西約40キロにあり、1時間に約35キロの速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。次第に東寄りに進路を変えて本州南岸を進み、関東甲信地方には3日朝から夕方にかけて最も接近する見込み。また、前線が九州から日本の南に延びており、台風の北東側を北上するという。

 台風や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、県内は3日明け方から夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込み。同日昼前から昼過ぎにかけ、雷を伴った非常に激しい雨の降る所がある。台風の進路や発達の程度によっては、警報級の大雨となる可能性がある。

 3日に予想される1時間降水量は、多い所で北部、南部とも50ミリ。2日午後6時から3日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部とも150ミリ。

 また、3日昼前から夕方にかけて強い風が吹く見込み。台風の進路や発達の程度によっては暴風となる可能性がある。予想される最大風速は、北部15メートル、南部18メートル。最大瞬間風速は、北部、南部とも30メートル。

 気象台は発達した積乱雲が近付く兆しがある場合、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要としている。