大嶋市長らに活動を報告する隊員ら

 【日光】地域活性化に取り組む市地域おこし協力隊員9人がこのほど、今市本町の市役所本庁舎で本年度の活動報告を行った。大嶋一生(おおしまかずお)市長や上中哲也(うえなかてつや)副市長らが出席し、隊員と意見交換も行った。

 市は2011年度、県内で最初に協力隊の採用を始めた。これまで22人が活動し、5人が任期満了後も市内に居住している。本年度は小来川地区と三依地区で各1人、足尾地域で2人、栗山地域で4人が活動し、1人が日光彫の普及促進に取り組んでいる。

 報告会では隊員が順番に活動を振り返った。15年4月に着任し、本年度で任期が終わる栗山地域の疋野吾一(ひきのごいち)さん(34)は「外国人観光客の誘致」をテーマに、同地域内の飲食店や物産店でメニューの多言語化などに取り組んできた。

 疋野さんは「以前は外国人お断りの店もあった。役に立ったと言ってもらえている」と話した。来年度以降も引き続き栗山地域に居住し、観光客の増加を目指すという。

 大嶋市長は「皆さんの活動が地域コミュニティーの維持につながっている。引き続き頑張っていただきたい」と激励した。