栃木市ゆかりの作家吉屋信子(よしやのぶこ)(1896~1973年)の著作の挿絵や装丁に携わった画家でファッションデザイナーの中原淳一(なかはらじゅんいち)(1913~83年)を紹介する企画展「中原淳一展」が入舟町の市美術館で開かれている。中原が残した言葉とともに、装丁を手がけた書籍や、おしゃれで上品な「美しく生きる女性」に焦点を当てた雑誌など約180点が並ぶ。6月14日まで。
中原はイラスト、ファッション、インテリアなど多彩なジャンルで才能を発揮。雑誌「少女の友」の挿絵や表紙絵だけでなく、編集や付録の企画を手がけた。他にも「それいゆ」「ひまわり」などの編集、発刊を経て、戦前から戦後にかけて女性を中心に多くの支持を集めた。
企画展では1935~40年の「少女の友」とその付録、46年創刊号と50~58年までの「それいゆ」、47年~51年の「ひまわり」、戦時中の兵士に向けた慰問用の絵はがき、数多くのスタイルブックなども展示する。
中原の次男の妻であり、企画展に携わる利加子(りかこ)さん(67)は、「(中原の作品には)女性が自分らしく生きるための想像力を持ち、考え続けることへの願いが込められている。作品を見て感じ取ってほしい」と話す。
5月24日午後2時からは、利加子さんのギャラリートークを行う。午前9時半~午後5時。月曜休館。観覧料は一般、大・高生800円、中学生以下無料。(問)0282・25・5300。
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