19日開票された栃木市議選は、定数28に対し29人が立候補したが、得票数が28番目だった候補者が法定得票数に届かず落選し、当選者は定数より1人少ない27人となった。県選挙管理委員会によると、県内の市町村議選で法定得票数が理由で定数に達しなかったのは戦後4例目。
再選挙は公選法に基づき、定数の6分の1を超える不足が生じた場合に実施する。今回は該当しないため、同市選挙管理委員会は実施しない方針だ。
法定得票数は公選法で定められた当選に必要な最低得票数。選挙の種類によって計算式が異なり、地方議員選挙では有効投票総数を定数で割った数の4分の1以上となる。
市選管によると、今回の有効投票総数は5万6717票で、法定得票数は506票。得票数で28番目となった無所属新人の会社役員男性(61)は495票で届かなかった。
県内の市町村議選では、2003年の旧石橋町、旧河内町の町議選と、11年の野木町議選で、当選者数が定数より1人少ない結果となった。それぞれ公選法で定める6分の1超の不足ではなかったため、再選挙は実施されなかった。

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