農作業中の耕運機の後ろを歩くコウノトリ(栗田さん撮影)

 【小山】喜沢の栗田寅雄(くりたとらお)さん(87)と若木町3丁目の松嶋常夫(まつしまつねお)さん(85)が14日、下生井の田んぼでコウノトリが耕運機を追いかけている場面を写真に収めた。

 2人は同所の渡良瀬遊水地にある人工巣塔でコウノトリを観察中、巣塔を飛び立った1羽が近くの田んぼに降り立ったのを確認した。コウノトリは農作業中の耕運機の後ろをしばらくの間ついて歩いていたという。

 栗田さんは「耕運機で掘り起こされたミミズなどの虫を食べていたのでは」と推測。コウノトリは警戒心が強いとされており、松嶋さんは「何度も観察に来ているが、コウノトリがこんなに人の近くにいるのを見るのは初めて」と興奮していた。