「ファースト・ドライブ・プロジェクト」の取り組みを始めた上野社長(左)ら

 「宮っこタクシー案内所」を運営する「宇都宮子育て支援」(宇都宮市竹林町、上野恵美子(うえのえみこ)社長)は9日までに、チャイルドシート付きのタクシーを初めて利用した家族に、デコレーションケーキの割引チケットを贈る取り組みを始めた。

 同社は子育て支援事業の一環として、タクシーの配車仲介事業を展開。宇都宮市内のタクシー事業者6社に委託し、チャイルドシートも各社に配備している。

 同社によると、タクシーはチャイルドシート着用が法的に免除されるため、保護者が赤ちゃんを抱いて乗車するケースが多いという。乳幼児の安全な移動を啓発しようと、クイーン洋菓子店(宇都宮市鶴田2丁目)と連携し、今回の「ファースト・ドライブ・プロジェクト」を企画した。

 贈呈する割引チケットは千円分で、有効期限はタクシー乗車日から1年間。ケーキは同案内所の公式LINEから予約できる。

 上野社長は「移動は単なる手段ではなく思い出の一部。このチケットが子育て世帯と地域企業をつなぐ架け橋となり、街全体で子どもたちを温かく見守るきっかけになれば」と話した。