サッカー日本代表の英国遠征で、60年前に来日したクラブとの縁が再びつながった。日本協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターがスコットランドのスターリングの式典に招かれ、本拠地を訪問。当時の対戦は、日本が銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪への強化になり、山本氏は「非常に縁起のいいところに来た」と感謝した。
現在はスコットランド4部相当のリーグに所属するスターリングは66年6月に日本を訪れた。日本協会によると、英国のプロチームとしては初のことだった。東京・駒沢で行われた一戦は満員の2万人が観戦。昨年8月に死去した釜本邦茂さんらを擁した日本は2―4で敗れた。
式典には当時スターリングの最年少選手だったという79歳のジョン・オールさんも出席した。プロ選手がいなかった当時の日本の印象について「技術的な部分は欠けていたけど、速さがあって身体能力が高く、苦しめられた」と述懐。現在の日本には「技術もある。欧州中に選手がいるし、ワールドカップ(W杯)でもいいところまでいく」と太鼓判を押した。
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