【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、米イスラエルと交戦するイランの無人機攻撃を受けるサウジアラビアを訪問した。同国高官と協議する見通し。ウクライナ政府関係者によると、無人機防衛を含む2国間の安全保障協力を進める狙いがある。
米イスラエルの攻撃を受けるイランは報復としてサウジなどペルシャ湾岸諸国にある米軍基地やエネルギー関連施設に無人機シャヘドなどで反撃し被害が拡大している。
ロシアもウクライナ侵攻でシャヘドを多用し、ウクライナは迎撃用無人機を駆使して大半を迎撃してきた。ウクライナはこうした経験を生かし、湾岸諸国への支援に乗り出している。
ゼレンスキー氏によると、米イスラエルとイランの交戦が始まった2月末以降、ウクライナは無人機対策の専門家200人以上をサウジやカタールなどに派遣。見返りに不足する防空システム「パトリオット」用のミサイル供与を引き出したい考えだ。
サウジはロシアとの関係も維持しており、これまでに米ロ間や米ウクライナ間の協議の場を提供したほか、捕虜交換の仲介役も担ってきた。
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