文化庁は、2030年度までの新設を目指す国立「文化財修理センター」の建設地を京都市上京区の京都府警宿舎跡地とする方針を固めた。京都国立博物館(京博、同市東山区)の敷地内が候補だったが、遺構が存在するなど立地上の制約があり断念した。関係者が26日、明らかにした。センターは同庁京都移転に伴う目玉事業の一つ。
センターは国宝や重要文化財などの修理のほか、技術継承や用具確保に向けた調査研究を担う。博物館員や自治体職員らを対象にした研修、文化財保護の普及啓発にも力を入れる考えで、十分な広さの修理室に加えて研修室や見学用スペースを備える予定だ。
跡地は国と府が所有。面積は約8千平方メートルで北野天満宮近くにある。
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