浄土真宗の宗祖親鸞自筆の経典注釈書「観無量寿経註」(国宝)に、竹などで紙にくぼみを付ける「角筆」の書き込み跡が、少なくとも20カ所あったと、科学分析した龍谷大の深見慧隆非常勤講師が25日発表した。親鸞自筆本で角筆跡が確認されたのは2例目。注釈書を所蔵する西本願寺(京都市下京区)で記者会見した。
見つかった角筆跡は主に斜線。深見氏は、文を区切ったり、重要語句を強調したりする目的で、親鸞が書き込んだ可能性が高いとみる。別の自筆本の角筆も親鸞のものと考えられ「近似性があるため」という。
高精細デジタルマイクロスコープなどで実施。調査は一部で、跡は20カ所より多いとみられる。
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