【イスタンブール共同】米国、イスラエルとイランの交戦が激化する中東地域で、航空便の運航の乱れが続いている。ロイター通信によると、交戦開始後に中東発着の少なくとも約3万便が欠航となった。イランは米軍が駐留するペルシャ湾岸のアラブ諸国を攻撃し、空港も被害を受けた。
ロイターによると、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は、米イスラエルによるイラン先制攻撃後、予定便の半数近い2千便以上を欠航した。他にUAEのエティハド航空は約8割、カタール航空は約9割の便を取りやめた。
イランは米イスラエルへの報復を宣言し、アラブ諸国の米軍基地を攻撃。空港やその周辺にも無人機やミサイルが飛来している。UAEでは首都アブダビの国際空港への攻撃で8人が死傷。最大都市ドバイの国際空港付近では、無人機による燃料タンクの破損で火災が発生した。
航空会社は情勢を踏まえ、減便や経路変更で対応しているが、運航スケジュールは不安定な状況だ。さらにホルムズ海峡の封鎖や石油施設への攻撃が続けば燃料不足を招き、事態がさらに悪化する恐れがある。
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