三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の金品を盗んだとして、窃盗罪に問われた元行員山崎由香理被告(47)の控訴審判決で、東京高裁は24日、懲役9年とした一審東京地裁判決を支持し、被告の控訴を棄却した。
弁護側は、被告が反省を深め、銀行が被害者に弁済の手続きを進めていることなどを量刑に考慮すべきと訴えていた。田村政喜裁判長は、銀行員の立場を利用して窃盗を繰り返した犯行は悪質で、一審判決は不当とは言えないと判断した。
山崎被告は黒のジャケット姿で白髪交じりの髪を後ろで結び、緊張した面持ちで出廷。傍聴席で家族が見守る中、判決が言い渡されると短く息を吐き、裁判長を見つめた。閉廷後、立ち上がると法壇に小さく頭を下げた。
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