【鹿沼】鹿沼版地域おこし協力隊で市出身の陶芸家保坂朱音(ほさかあかね)さん(28)が、今月で3年間の任期を終える。制作やアートイベントの企画などを通して、美術教育の普及や地域活性化に取り組んできた。活動報告展覧会「ここで息をする-3年間の出会いと、まちに残るかたち」を26~29日、睦町の市文化活動交流館ギャラリーで開く。
保坂さんは鹿沼高卒業後、東京芸術大で陶芸、同大学院で美術教育を専攻。大学院修了を機にUターンし、2023年4月、同隊員に委嘱された。
「隊員になって知った鹿沼のことがたくさんあった。多くの人にお世話になってやってきた3年間だった」と保坂さん。任期中は、学生時代から関わっていた市民文化芸術交流の日「meet with KANUMA」(ミート・ウィズ・カヌマ)や、「あわの夢咲くアートフェスティバル」の充実に尽力した。市花木センターなどで開かれたアートイベントではキュレーターを務めた。
オリジナルの色作りに取り組むワークショップなどの自主企画も展開。市特産の園芸用土「鹿沼土」を原料にオリジナルの上薬を開発し、制作した器を使ったイベントなども実施した。
展覧会では、こうした活動記録をパネルで紹介。活動中に関わった人たちを描いた似顔絵なども展示する。活動中に発表した個人制作シリーズのおじさんキャラクター「MINI POP」や、市民と制作した陶楽器「陶琴」も披露。土の絵の具づくり体験などのワークショップも行う。
保坂さんは「市の魅力を伝えられる場になれば。気軽に来てほしい」と呼びかけている。
午前10時~午後4時。入場無料。(問)市文化課0289・65・6741。
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