北朝鮮で国会に当たる最高人民会議に臨む金正恩朝鮮労働党総書記=23日、平壌(朝鮮中央通信=共同)

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=昨年8月、平壌(朝鮮中央通信=共同)

 北朝鮮で国会に当たる最高人民会議に臨む金正恩朝鮮労働党総書記=23日、平壌(朝鮮中央通信=共同)  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=昨年8月、平壌(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は23日、国会に当たる最高人民会議で施政方針演説し「核保有国の地位」を堅持すると表明した。米国を念頭に、対決か平和共存かを選ぶのは相手側の選択次第だとし、北朝鮮は双方への準備ができていると説明。韓国については「最も敵対的な国」として公的に認定すると述べた。国営メディアが24日報じた。

 金氏は「核の盾の構築」が安全保障分野だけでなく経済の成長も支えているとし、核開発を正当化した。過去5年間の経済分野の成果は好調だったとし「国家経済は飛躍期に入った」と主張。今後の展望は「自信に満ち楽観的だ」と述べた。

 米国に関し「世界各地で侵略行為をしている」と批判した。トランプ大統領を名指しすることは避け、従来と同水準の見解だった。中国、ロシアなどの「伝統的な友好国」とは中長期的に関係を強化する方針を示した。日本への言及はない。

 対韓国では、祖父の故金日成主席時代から掲げられた平和統一を放棄し、関係を断絶する姿勢を強めた。金正恩氏は韓国を「徹底的に排斥し、無視する」と宣言した。