神奈川県警察本部=2020年10月26日、横浜市中区

 神奈川県警第2交通機動隊の隊員が速度違反などの取り締まりでうその書類作成を繰り返していた問題で、県警は23日、違反取り消しを決めた2716件について、これまでに対象者の43・5%と電話で連絡が取れたと明らかにした。反則金を納付した人に対する還付手続きの進捗率は36・7%としている。

 県警によると、2月20日から3月19日までの間、複数回摘発された人などを除いた2709件中1178件で連絡がついた。反則金の還付手続きが進んでいるのは、対象2648件中972件。是正作業開始から約1カ月となるのを踏まえ、処理状況を公表した。

 取り消し対象者の免許証記載の住所は1月時点で38都道府県に及ぶ。2月20日にプロジェクトチームを設置し、個別の連絡を進めている。納付済みの反則金約3457万円も還付する。免許区分の変更に加え、免許停止や取り消しの是正についても作業している。

 県警は2月20日、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で第2交通機動隊の元隊員ら7人を書類送検。関与するなどした計19人を処分した。