広島市は22日、13歳で被爆して亡くなり、平和記念公園内の原爆供養塔に安置されていた梶山初枝さんの遺骨を遺族に引き渡した。長年引き取り手が不明だったが、昨年初めて実施した遺髪のDNA型鑑定で身元が判明。おい修治さん(60)は「やっと迎えに来ることができた。確かな証拠で初枝と証明されたことは何にも代えがたい喜びだ」と涙ぐんで語った。
初枝さんの妹美智子さんは90代。原爆供養塔の前で広島戦災供養会の畑口實会長から遺骨と遺髪を受け取ると「胸がいっぱいだ。(初枝さんは)いつも勉強していた」と話した。
原爆供養塔には約7万柱の遺骨が安置され、大半は氏名が分かっていない。市は毎年、把握している氏名や年齢などを記載した「原爆供養塔納骨名簿」を作って全国に送り、情報を求めている。
初枝さんは被爆後に消息不明となり、遺骨は名簿に「鍛治山ミチ子」さんのものと誤って記載されていた。修治さんが市に依頼し、美智子さんと照合して確認された。
問い合わせは市原爆被害対策部調査課、電話082(504)2191。
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