【ワシントン、イスタンブール共同】トランプ米大統領は21日、イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡を48時間以内に開放しなければ、多数の発電所を攻撃すると自身の交流サイト(SNS)で警告した。期限は日本時間24日午前8時45分ごろとみられ、イラン情勢はさらに緊迫化してきた。

 11月に中間選挙を控えるトランプ氏は、米国民の物価の負担感を大きく左右するガソリン価格が封鎖の影響で高騰し続けていることにいら立ちを募らせている。「さまざまな発電所を攻撃し壊滅させる。最大の発電所から始める」と脅し、イラン側への圧力を強めた。

 これに対しイランメディアは、攻撃を受ければイランは中東地域にある米国関連のエネルギー施設を全て報復攻撃すると伝えた。

 イラン軍事筋はタスニム通信に対し、米軍がイランの石油積み出し拠点カーグ島の占領などに踏み切れば、イエメン沖のバベルマンデブ海峡や紅海など他の海域の不安定化も「選択肢になる」と警告した。

 イラン保健省は21日、米イスラエルの攻撃による負傷者が約2万1千人になったと発表した。