【ワシントン共同】高市早苗首相は19日(日本時間20日)、米首都ワシントンのホワイトハウスでトランプ米大統領と会談し、緊迫する中東情勢の沈静化に向けて米国を支持する考えを表明した。世界中に平和と繁栄をもたらせるのはトランプ氏だけだと強調した。トランプ氏は日本が輸入する原油の9割以上はホルムズ海峡経由だとし「行動を起こすべき大きな理由だ」と述べた。両首脳は事業費10兆円規模の対米投融資第2弾を盛り込んだ共同文書を発表する見通しだ。

 トランプ氏は首相を「特別な人物だ」と紹介し、敬意を表した。ホルムズ海峡の安定確保に向けた日本の努力を評価し「北大西洋条約機構(NATO)とは違う」と述べた。「日本が取り組みを進めている」と述べ、貢献に期待を示した。

 首相はトランプ氏を「応援したい」と言及。イランの周辺国への攻撃やホルムズ海峡の事実上の封鎖を非難した。インド太平洋の安全保障環境も厳しいと説明。世界のエネルギー市場を落ち着かせる提案もあるとした。日米が「強く豊かになるための話し合いをしたい」と語った。