日本損害保険協会の船曳真一郎会長(三井住友海上火災保険社長)は19日の定例記者会見で、戦争やテロによる船舶の被害を補償する「船舶戦争保険」の保険料率が、中東情勢の悪化により上昇傾向にあると明らかにした。

 業界各社は今月、イランがホルムズ海峡を事実上封鎖したことで船舶の運航を巡る危険度が高まったとして、保険料の上乗せが必要な水域を拡大した。保険の引き受けは、船舶の所有者が安全に運航できると判断した状況であれば可能との見方を示した。